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10年後、20年後
10年後、20年後の未来。ぼくは生きていれば33歳、43歳と働き盛りでお金を稼がなければいけない時で、人生を諦めず挑戦し続けていたい歳。じゃあ、その未来の世界はどうなっているのだろうかとよく考える。
どんな仕事がロボットに代わるかとか、人工知能の成長スピードとか、自動運転車とか、いろいろな話題があるけれど、世界がどう変化していき、ぼくはそこでどう生きよう。
ネットで知った情報、有名人の予言、自分で考えたこと、、、諸々を整理しながら10年後、20年後の未来、世界がどうなっているかと、その中でどう生きたらいいかについて考えてみる。
著者にしくんについて
ブログ移籍しました
「にしくん」は"KOHEY NISHI"にメイン活動名を変更し、ブログを移籍しました。・「にしくん」から”KOHEY NISHI”にメイン活動名を変更する
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未来の世界
まず、20年後、ロボットが人間の仕事の半分をも奪うと言われている。一般家庭にまで掃除ロボットは存在するようになり、自動運転車も出来た。バイトとして現在あるような仕事は間違いなくどんどん機械化する。料理を作るのも運ぶのも、レジも、受付も、ロボットが良い。時給1000円の人間を1人、24時間、365日雇うと876万かかる。給料以外にも、税金、教育費、他、お金がかかるし、24時間、365日も働かせられないから複数人やりくりさせなければならないし、文句を言うし、トラブルも起こす。ロボットの方が圧倒的にコスパが良い。経営者はどんどん人間をロボットに代えていく。
新入社員は、営業職からさせられることが多い。しかし、営業は近い将来なくなるだろう。今、既に営業は時代遅れで無駄なビジネス習慣だと言われつつある。IoT(モノがインターネットと繋がる世界)が進めば、人が行動してモノと関わる全てがデータ管理され分析される。例えば食料配達サービス。昔は「奥さん!買い物行くの大変でしょう?我が社のサービスは、紙に欲しい食材をチェックして渡したら、毎週家まで配達するんです。いかがですか?」と営業して顧客を得たかもしれない。今は「食べ物 配達」とグーグル検索して値段、サービス内容から最適なサービスを選んで利用してくるから営業よりもWebマーケティングの方が大事だ。そして未来は、冷蔵庫にインターネットが繋がっているから、冷蔵庫の中の商品の種類と量と減り方から分析し、自動で追加提案がされてYESかNOか答えるだけでものが届くようになる。スマホを持っているだけで位置情報を管理されながら生きているが、未来は人工物を使うたびにあらゆるデータが管理されるようになる。
そして、AI(人工知能)は2029年にはもう人間か機械か区別出来ないレベルなり、2045年は技術的特異点、全人間の能力を超えると言われている。人工知能「ワトソン」はアメリカのクイズ番組で人間を超えて優勝し、100万冊を一遍に読むことが出来る能力を持っている。そして実際に医療現場なで使われる。ちょっと前まで、チェスは人工知能が勝てても、将棋は勝てないだろうと言われていたが、気が付けばどんどんプロ棋士が破れてしまっている。写真と、絵を用意し、この絵を描いた人間が同じタッチで写真を描くDEEPARTというサービスも、人工知能が作曲するJukedeckというサービスも既にある。芸術分野ですら安心出来ずロボットに仕事を取られていく。
機械が人間の仕事を奪うが、逆に人間の新しい仕事も出てくる。ロボットを管理したり、ロボットを指導したり、ロボットデザインしたり。インターネットがこの世に生まれて奪われた仕事もあれば増えた仕事もあるように、ロボットによって(機械関係が多そうだけれど)生まれる仕事も出てくる。
今のまま残る仕事もある。仕事をさせるのが人からロボットになっても、(絶対とは言い難いが)上に立つ経営者は人間だろう。マーケティング責任者、エンジニアもしばらくは人間の仕事。占い師やカウンセラー、幼稚園と小学校の先生も人間であるべきだろう。人間らしさを感じたいと思われる仕事は高価になって残る。手料理とか、手編みとか。芸能人や、性的仕事も残る。
ぼくはプログラマー、タレント、アダルト系、ホスト、、、と色々していて実際何者かよく分からないと言われることがあるが、実はこれらを見越して仕事を選んでいる。ロボット、IoT、AIを管理する経営者、管理者、製作者は間違いなく儲かるのでプログラマーをしている。ロボットが仕事をするようになっても人間は人間が好きで、エンターテイメントを提供する人はやっぱり儲かるのでタレントをしている。性欲は三大欲求だからなくならないし、技術の進歩と掛け合わせてどんどん新しい商売が出来るので儲かるアダルトをしている。ただ、飲み食いするならロボットに提供されても構わないかもしれないが機械化が進む分人間との関わりも求めるようになるので、他の提供者と差別化を図りコミュニケーションをして儲かるホストをしている。
超格差社会
なんだかんだ残る仕事があり、新しい仕事も出てくる。しかし、人間の仕事が減るのは間違いない。ロボットの仕事による利益はロボットの管理者らに入る。2015年、世界のトップ62人の富は1兆7600億ドルで、これは世界の人口の半分の財産を超えた。2010年は世界の人口の半分の財産を所持していたのはトップ388人の富豪だったので格差の広がりスピードがとてつもないのがよくわかる。日本がお金に恵まれた国なんていうのは昔の話で、日本のトップ40人の富が日本の半分の富を保有し、超格差社会になっている。言うまでもなくロボットが世に出て行けばその差はもっと広がる。将来、日本は年収100万未満と1000万以上に分かれていき、中間がなくなっていくと言われている。
仕事がどんどん減って、貧しい人はどんどん貧しくなる。だったら、たくさん餓死していくことになるのだろうか?それは違うと思う。むしろ、仕事しなくても生きられる時代が来ると思う。ロボットが料理を作り、ロボットが空中や地球外に生活空間を作れば、食べ物や土地の価値はどんどん下がる。ティッシュに広告を載せていて無料で貰えるように、衣食住の単価が下がり広告を掲載すれば無料になる。世界ではベーシックインカムも検討されている。スイスでは否決されたが、フィンランドでは全国民に月額800ユーロ(約11万円)を支給する方向に動いていて2016年11月までに最終決定される。お洒落は出来ないし、美味しいものも食べれないし、汚い部屋かもしれないけれど、そうであれば格安や無料で手に入り、最低限のお金も貰えるようになる可能性もあり、仕事せずに生きることが出来ることになりそうだ。
生きているだけでいいのなら、なんとなく生きていれば、なんとなく生き続けられるかもしれない。しかし、ぼくは人生を稼ぎたい、楽しみたい、大切にしたい。未来は、仕事も、お金も、楽しみも、油断したらどんどん取られていくだろう。どんなに良い会社に就職しても、倒産したりロボットに仕事を取られるかもしれない。どんなに土地や資産を持っていても、価値は暴落するかもしれない。どんなに素晴らしいスキルを持っていても人工知能に負けるかもしれない。今と、3年後と、5年後と、10年後と、20年後と、30年後と、、、を見据えながら変化して進化しなければあっという間に時代に取り残される。
そう考えて今を生きている。