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「灯火の星」
スマブラSP発売前最後の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct」で発表された「灯火の星」。
感動しすぎて何回も見て、何回も泣いてしまっているのだけれど、見れば見るほどに色々なネタが隠されているので、気づいた点をまとめる。
※この記事は、発売前に書かれたもので個人による推測も含む
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スマブラの世界設定
大前提としてスマブラはフィギュアの世界。
フィギュアにイメージによる命を吹き込まれファイターとなり、創造主「マスターハンド」と戦い、勝ち、乗り越えることで現実世界に帰還する話。
スピリッツと「灯火の星」
今まではファイターはもちろん相当数のゲームキャラのフィギュアが作られていて、それを集めて眺めるコーナーがあった。でもフィギュアって作るのが大変らしい。(そりゃそうだ。)
そこで今回はスピリッツというシステムを導入。
スピリッツとは、”最悪の事態”が起こり、身体を失い、思念体と化し帰還できなくなった状態。そして、ファイターはスピリットの力を借りて代理戦を行える。
その”最悪の事態”の物語が「灯火の星」。
キーラ
最強、最悪の敵。
「灯火の星」の黒幕。
光の化身キーラが現れる。
各キャラセリフ
キーラに対する各キャラのセリフが面白い。
フォックス
「今日こそ決着を付けてやる!」
最前線にいるのはなんとフォックス。
マリオじゃないのは、マリオは人間の言葉を喋らない設定だから?初代スマブラの中で言葉を話し、リーダー感があるのは確かにフォックス。そして、おそらくゲーム中では描かれないと思うけれど、キーラとは何度も戦っていてとうとう新旧全ファイターが集結したらしい。
マルス
「1人で10体くらい倒せれば行けるか。」
ゼルダ
「ここまで来たらやるしかないですよ!」
ピッド
「ぼくたちならきっと勝てる!!」
マルスの冷静すぎる脳筋発言。
マスターハンドしかいない
ところで、このムービーを見てみると、キーラの周りは全て右手。つまりマスターハンド。マスターハンドしか支配出来なかったのだろうか。
「スマブラ for」シリーズではマスターハンドの中はマスターコアだったので、中が光だということはマスターハンド本来の姿ではなくキラーに魂を入れ替えられている可能性が高そう。クレイジーハンドは映っていないし過去作で中身も明かされていないが、まだ従えていないのか、隠し持っているのか、はたまた味方側について戦いを助けてくれるのか。
しかし、マスターハンドは創造主なはず。想像主が複数いることはないだろうから、さらに上の真の創造主が存在するか、それともコピー?
キーラの攻撃
キーラはマスターハンドの光を吸収する。
そして放出し、キーラの光の攻撃に当たるとスピリットになってしまう。
多くのキャラが攻撃で対抗しても、ガード技で防ごうとしても、速度逃げ切ろうとしても無理であえなく攻撃を食らってしまう。
そこで気になったのだけいくつか。
リンクは1、2発目ですぐやられるところを、3発も耐えて4発目で食らっている。ゼルダのネールの愛が全く効かないのに盾パリィなどで交わすは、さすが英傑の勇者だとも、他とパワーバランス違くないかとも思う。
ソニックとピカチュウはねずみ同士仲良く描かれていて、ソニックがピカチュウを気にかけて速さを合わしている。こういう細かいこだわりと愛があるのが、本当にこの動画が好きで何回も見てしまい感動するポイント。
インクリングはインクに潜っても効果なし。
スネークは天然なのかな?
Wii Fitトレーナーは立ち木のポーズをする。一瞬えっ?と思ったけれど、立ち木のポーズは無敵時間がある。それ故か、数フレームだけ生き残っているように見える。
と、他にも色々なキャラがそれぞれ対策を練るがことごとくやられていく。
シュルクの未来視と視線
それをシュルクは未来視した。
そして後ろへ伝える。
ところで、少し不思議なところがある。それは、キーラが光を発する直前と、シュルクが未来を伝える時。
今まで全て客観的な目線だったのに、この2つの画面だけ主観のよう。そして、目線が低い。この後、ご存知のようにカービィが生き残るのだけれど、さりげなくカービィ目線を2回、しかもシュルクが助けたという様子を瞬間的に含めていた。
本当にこの動画深すぎる。好き。
カービィ
そうしてカービィだけは逃げきれていた。あくまでも攻撃的な光線と、光速(実質ワープ)だからワープスターの方が早かったということだろうか。にしても、銀河を超えてワープするなんて、カービィそこまでの化け物だったのか。
時は経ち、カービィが帰ってくる。
ここでメインテーマ「命の灯火」が流れる。何度見ても泣いてしまう。
カービィは立ち上がり、変わり果てた世界を見る。
何を思い、何を感じ、何を決心したのか。顔は一切映らないまん丸ピンクな背中なのに、めちゃくちゃかっこいい。
「灯火の星」モード
そして「灯火の星」モードをプレイする様子の動画が続く。フィールドを歩いて、悪いスピリッツ?が取り付いた仲間たちを助けていく。
これはおそらく降り立った直後のカービィがマリオを救う戦い。
そして、「MOTHER」「スターフォックス」「パックマン」など色々なゲーム世界を再現したマップがある。
地球も太陽系も超えて広がったキーラの攻撃。それを救うのはスターフォックス勢のようだ。
また、ファイターを倒せばファイターが再び仲間になりそうだが、ラプラスやリオレウスも倒して仲間にして戦いはしないけれど一緒に旅を出来るようになるのだろうか?
ゲームはスマブラなのにポケモントレーナーを使ってラプラスで波乗りは興奮する。
過去作のラスボスも全員登場?
そして、ムービー最後に「スマブラX」の「亜空の使者」亜空軍のガレオムが登場する。
これを最後に用意するなんて、もう過去作のボスも全員登場!?と期待させる演出。となれば、タブーも出る?
星のカービィ
カービィが主役の「灯火の星」。
「灯火の星」を逆から読むと「星のカ(ー)ビ(ィ)」。全キャラの壁紙が一見カミナリが中央のようで実は一番真ん中にいるのはカービィだった。
桜井政博氏はHAL研究所で入社3年後の1992年、当時22歳にして初ディレクターで「星のカービィ」を作った。つまりカービィの生みの親。
そして、初代64版スマブラでカービィはとても強く、カービィの生みの親だからカービィを優遇しているという声があった。それが原因か否か、DX以降のカービィは弱いキャラを代表する1キャラになる。(あくまガチプレイヤーの世界での話で、可愛さと初心者には使いやすさから人気はある。)
任天堂キャラ代表といえばマリオだし、キャラ番号01もマリオ。だけど、このスペシャルな今作で、カービィが立ち上がり世界を救う主人公になることと、他キャラクター全体と、ゲームへの、桜井政博氏の愛とこだわりに発売前から涙が止まらない。