目次
Sponsored Link
読みやすいブログ記事
読みやすいブログ記事の書き方とデザインなんて書いておいていきなりこんなことを言うのもあれだけど、「読みやすい」に正解はない。
ターゲットとする人の年齢、性別、学識、職業、趣味によって、文字は大きめが読みやすい人もいれば小さめがいい人、デザインは明るくカラフルが好きな人もいればシンプルに白黒がいい人、使う言葉の難しさや専門用語の度合い、などなど様々なのだから。じゃあ、大衆受けするものにしようとすると、ありきたりで他と差別化出来ずつまらなくなる。
ターゲットだけじゃない。どんな理由でブログを書くかによっても書き方は変わる。アイドルをしていてファンを増やすなら、画像をたくさん載せて文章は少なめでも良いかもしれない。しかし、ごく普通のサラリーマンのおじさんが自撮り画像を沢山載せて中身のない文を書いていたらキモいだけだ。自分のコンテンツによって収益化出来るならば、ファンを増やすためのブログを書くべきだし、ブログだけで本気で稼ぎたいならアフィリエイトをして売れる書き方をしなければならない。何をどう書けば良いかくよくよするくらいなら、とりあえず手を動かし書きたいことを書いき反応をみながら修正するのが一番良い。
しかし、読みやすくするために最低限知っておきたい王道な書き方がある。読みやすくする例を知ってはおかなければ、修正するにも修正案が頭に浮かんでこない。
改めてどんなブログが読みやすいか勉強しなおしたかったのと、最近はブログを教える側でもある(ブログとSNSとYouTubeのスクール勉強会 in 新宿【にしくんクラブWEB部】)のもあって、読みやすいブログ記事の書き方とデザインについてまとめてみる。
著者にしくんについて
ブログ移籍しました
「にしくん」は"KOHEY NISHI"にメイン活動名を変更し、ブログを移籍しました。・「にしくん」から”KOHEY NISHI”にメイン活動名を変更する
・KOHEY NISHI’S CBD ONLINE SHOPとは?|CBDエバンジェリスト
Sponsored Link
書き方とデザイン例
実はぼくは、敢えてブログを読みやすくなりすぎないようにしている。絵本と小説のようなもので、絵本は読みやすいから誰でも読めるけれど、読み応えを感じられずさらっと読まれてしまうし、読もうとする人も小説より少ない。もちろん、絵本にも面白さはあるししっかりとしたメッセージ性もあるけれど、絵本コーナーにわざわざ足を運び絵本を手にとる大人はなかなかいないし、絵本の裏のメッセージを真剣に読み取ろうとするのも少数派だろう。逆に、小説は今度は難しすぎると理解出来なくて読みたくなくなる。だから、ブログも読者を意識しながら程よく読みやすく、しかし読みやすすぎて浅く読まれないような書き方を意識している。
誰がどんな人にどんな目的で何を書くにしても、どうしたら読みやすくなるかというのは常に把握しておいた方が良いので、以下、読みやすくする方法をまとめてみる。
結論を先に「PREP法」
学校で、感想文を書く時に「起承転結」で書けと教わったかもしれない。しかしあれは、ブログにおいては間違っている。海外では最初に結論を述べる書き方をする。SNSや検索から来た読者は、出だしの数行で読み進めるか読まずに退くかを決める。だから、読者に最初にこのブログ記事は私の知りたいことを書いている!と感じさせて心を掴まなければならない。
そのために「PREP法」というのがある。
「PREP法」はアメリカ的でビジネス的な書き方。
・P=Point(簡易的な結論)
・R=Reason(理由)
・E=Example(事例、具体例)
・P=Point(まとめの結論)
の順で書く。
簡潔かつ説得力のある文章になる。最初に結論を示すことで離脱率も減るし、Google検索はアメリカ産のロボットなので、SEOにも効果がある。つまりとてもブログに向いている。
主張を1つにする
結論は最初と最後に持ってくるのだから、もちろん主張は1つにする。
「新宿の美味しいラーメンと美味しいカレー」なんてタイトルで、美味しいラーメン屋3店、美味しいカレー屋2店、を紹介したり、さらにはでも「一番好きなラーメン屋は渋谷区にある…」なんて言いたいことを書きまくっては混乱するし結局何が言いたいのかわからなくなる。ここまでごちゃごちゃな書き方はしないにしても、書いているうちについついもっと書きたいことが増えて本題から外れたことを書くなんてことはよくあるので注意する。
h2、h3タグで分ける
タイトルはh1タグで主張なので1つ。しかし、サブタイトルのh2は2、3個あって良い。そして、その中に複数項目がある場合はh3を使って視覚的に見やすく、脳も一度準備と整理が出来るように積極的に使っていく。上の例は分けた方がわかりやすいものを2つにした上に、脱線話も入れるから問題だった。しかし、「新宿の美味しいラーメン3選」とか「渋谷の美味しい7つのお店」にしてh3タグで店ごとに分けるのはありだ。自分の主張があって説得させる文章で、例ごとにh3タグで分けたりもする。
短文と最適な改行
当たり前ながら長文で改行が少ないのは、休まりなく頭が疲れ混乱の元になるので読みにくい。あまり長くなりすぎないように「。」で区切る。
ただ、改行に関しては、多すぎるとそれはそれで読みにくくなるし、スマホで読まれるかパソコンで読まれるかによって横幅が代わり行数も変わるので、読者そうと文の内容によって最適な改行を考える必要がある。真剣に文に惹き込まれさせるポイントでは、改行がむしろ集中を途切らせることがある。
画像を使う
画像を使うとやっぱり見やすくなる。
論理的説明の図式化は特に理解しやすくなり、この記事は好評だった。
太字にする(”strong”と”b”と”font-weight: bold;”の違い)
太字にすることで、その文字は強調されて見やすくなる。しかし、太字にするにはちょっと面倒な注意事項がある。というのも、以下3つの書き方があってどれも見かけは同じ。
“strong”、”b”、”font-weight: bold;”、どれも使っても見た目は太字。
では、この3つは何が違うのか。それは、クローラー(要はSEO)に影響を与えるかと単なるデザインかの違いがある。“strong”は重要性、深刻性、緊急性などを意味している。“b”は重要であることを伝える。“font-weight: bold;”はただ視覚的に太字になるだけでクローラーには影響がない。SEOに関連するワードなら、”strong”や”b”を使った方が良いけれど、よくわからなく使うと、あとは同じワード全てに使うと、スパム扱いになってしまう可能性もある。なので、基本的には”b”をたまに、視覚的に見やすくするなら”font-weight: bold;”を中心にするのが良い。
蛍光色でマークする
文字を太くする以外にも、文字にcssの”color: #ffffff;”で赤青黄などの色を付けることが出来る。しかし、それよりも以下のような蛍光色マーカーはおしゃれで見やすい。
ピンクライン
ブルーライン
イエローライン
ピンクライン(太)
ブルーライン(太)
イエローライン(太)
ピンクライン(細)
ブルーライン(細)
イエローライン(細)
前述の通り見やすいから良いとは限らないし、ポップで明るすぎるので、ブログの内容と方向性によっては見やすいけれど合わないこともあるが、このCSSは登録しておくと便利。
対話式にする
内容によっては、対話式にすると見やすくなるし面白くなる。インタビュー形式だったり、もしくは先生と生徒で教えるような書き方をする。
Boxにする
ちなみに上のトークやBoxなど、他の人のブログを見てこのデザインはどんなCSSで出来るんだろう?と思った時は、パソコンで右クリック→検証(Chromeの場合)でソースコードの確認が出来るのでそれでCSSの書き方を確認できる。
「らしさ」を作る
文章にその人らしさを作ると、入りやすかったり、安心したり、ファンが出来たりする。芸人やYouTuberでいう「掴み」や、文の癖。狙って簡単に作れるものではないし、癖というものは無くそうとしても無くせない結果的に無意識にあるものだったりするので、意図的に作り出さなくても良いけれど意識しておくと良い。ちなみに、好きな作家さんの書き方に影響されたりもする。ぼくは西尾維新さんに影響を受けている。物語シリーズで有名な方だけれど、めだかボックスの方のファン。
自己紹介を入れる
ブログを書く理由は様々だけれど、自分をブランディングしたい、芸能活動や経営者として自分を有名にしたいという場合は、自分の話や考えを盛り込むことになる。しかし、SNSから来たファンはあなたのことを知っているけれど、シェアされたりGoogle検索から来た場合はあなたのことを知らずにブログを読むことになる。だから、文の間に自己紹介を入れると良い。
昔は、ブログはパソコンで読まれるものだったから右上のサイドバーの上にプロフィールを置くのが一般的だった。しかし、今はスマホ率が高い。だから、なるべく前半の文の途中に入れる。このブログは「PREP法」のPの次に”more”タグを入れて、”more”タグで”ABOUT US”とGoogleアドセンスを入れている。
書き手と読み手について考える
最初にも書いたし、当たり前だけれど、どんな記事が読みやすいかは読み手がどんな人間かによるし、適した書き方は書き手の目的やキャラで変わってくる。上の方法は一例でしかなくて場合によってはマイナス効果かもしれない。だから、どんな人が読むのかなるべく具体的にイメージし、なぜ書くのかを考える必要がある。そしたらあとは書いて反応見てを繰り返せば良い。そして、他人のブログ、気になった人のブログは積極的にたくさん読んでみて、書き方の知識を増やすと良い。