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障害者とタブーと社会進出
長らく障害者と性はタブー視されている。昔は小人プロレスや見世物小屋があったらしいけれど、今はほとんど消えてしまった。そもそも障害者が社会進出すること、働き稼ぐこと、自立すること、そもそも表に出ることすら難しいというイメージがある。にも関わらず、なぜ、にしくんはそんな堂々と監督と男優なんて出来たの?とよく聞かれる。
まぐれじゃない。タブー視される性で監督と男優になれたのには、ぼくなりに考えた秘訣があった。それは、障害者(自分)の上に障害者(自分)を立たせること。
著者にしくんについて
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「にしくん」は"KOHEY NISHI"にメイン活動名を変更し、ブログを移籍しました。・「にしくん」から”KOHEY NISHI”にメイン活動名を変更する
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自立し表社会で働き稼ぐ方法
障害者を働きにくくしている人と言動。それは案外、正義感のある人間の善意によるものだ。正義は絶対的正義ではないし、善意は偽善かもしれない。しかし、潰そうとする悪よりも守ろうと、守ろうとする善が障害者を働きにくく、表に出にくくして来た。可哀想だから見世物にしてはいけない、お金や性は二の次でまずしっかり生活することが先決だ、大変だから働かなくても良い、変な目で見られないように家にいさせよう。全て、障害者のためを思ってる風の善人の思考言動で、障害者の生活を狭め自由を奪っている。社会の正義の方が勝り、当事者がいくら否定しようが声は届かなくて、可哀想だから止めようと世界を狭められる。
もちろん、障害者に罵声を浴びさせる悪人もいるけれど、それは顔も名前も出さず、中身も論理的でなくて薄っぺらいから、案外どうでも良い。むしろ、程よく悪口が飛んだ方が意見が豊かになり広告になるから、本人さえ傷つかなきゃ放っておいて良い。正義感のある善の言動の方がよっぽど生きにくくしている。
だから考えた。どうしたら正義に潰されないか。答えは簡単だった。障害者を可哀想だと思っている正義は、その上の人を悪に仕立ててくる。
そして、正義は障害者には注意も何も出来ない。なら、障害者の上に障害者がいれば良い。
手っ取り早く、自分の上に自分が立ち、自分が自分をコキ使おう。それが、障害者でも堂々と社会進出して自立し表社会で働き稼ぐ秘訣。
男優の話をもらうことはあったけれど断っていた。監督兼男優ならやりたいと、この持論を話した。そして、世に出ることが出来た。自分が上に立って自分を使って、1人2役で社会進出して仕事にしよう!なんて、気軽に言えるほど簡単じゃないかもしれない。しかし、高い所が届かなくて5分立ってるのも辛いぼくにはアルバイトの方が無理。朝早く起きたり、電車乗ったり、間違ってると思う上司に従ったり、毎日毎年が似た繰り返しでだんだん慣れて刺激の少なくなる会社員も無理。だったらこれの方が簡単だし何よりやり甲斐があるし生き甲斐がある。
障害によって働きにくいと感じていたり、我が子がどうしたら社会進出出来るか考えている人は、芸能でもITでも何でも、障害者(自分)の上に障害者(自分)を立たせることを考慮してみて欲しい。